世界はもっと面白いはずでしょ

服と写真が好きな女の子の備忘録

今年もまた、夏が終わる音がする

 
 
涼しくなってきたな〜なんて夏の終わりを感じて気が緩んだ隙にやってくる、容赦ない日差し。
 
太陽は夏を終える気があるのかないのか、天気予報アプリのチェックが欠かせない今日この頃ですね。
 
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気がついたら8月も最終週らしい。
 
何か特別なことが起こるような気がした平成最後の夏は、
意識的に90年代の曲を聴いたことで、懐かしい気持ちになったことと、予想外のスピードで大人になっていたことを実感させられた以外は特に変わったことはなく、あっという間に過ぎ去っていきました。
 
 
まだしっかりと夏なのに、テレビではこの時期にぴったりなエモーショナルな音楽を特集したり、平成最後の夏だ!と意気込んで立てた花火大会やお祭りの予定が少しずつ終わっていったりと、8月の終わりは否応なしに"夏の終わり"の空気を漂わせてくる。
 
 
私は毎年この時期、
 
 
「今年の夏が1番楽しかった〜人生で1番楽しい夏をアップデートし続けてるぞ!」
 
 
なんて充実感と共に、どこか物足りないようななんとも言えない気持ちになる。
 
 
爽やかな青から群青色に染まっていく空と、これでもかってくらいに輝く夕陽が混ざり合う時間に感じるあの気持ち。
 
 
1年の中でも8月の終わりにしか感じられないこの感情は、夏と秋の気温差がなくなってきても、お母さんやおばあちゃんになっても忘れないでいたいな、となんとなく思うのでした。
 
 
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きっと、8月31日はほろ酔い気分で定番の『若者のすべて』を聴きながら、カメラロールを遡ってはちょっぴりおセンチな気分になるんだろうな。
 
 
また、夏が終わる。
気温に左右される実質的な夏じゃなくて、
概念的な特別な季節が終わる。
 
 
 
あ、でも公園で線香花火をしなくちゃ夏を終われないや。

 

 

今週のお題「#平成最後の夏」